生物多様性の保全活動

「企業と生物多様性イニシアティブ(略称JBIB)」に参加します。

2007年11月に当社が開催した「企業が語るいきものがたりPart1」において、参加された企業の方に生物多様性の保全に関する研究を共同で進めて行くことを呼びかけた結果、各業種を代表する企業16社(2008年4月末現在)の賛同を得、「企業と生物多様性イニシアティブ(Japan Business Initiative for Conservation and Sustainable Use of Biodiversity(JBIB))」が発足しました。
JBIBは、国際的な視点から生物多様性の保全に関する共同研究を実施し、その成果をもとに他の企業やステークホルダーとの対話を図ります。生物多様性の保全に貢献する取り組みを進めるため、以下の5つの活動項目を掲げ、2010年に名古屋で開催される第10回生物多様性条約締結国会議(COP10)に向けて活動を展開していきます。

JBIB活動項目

  • 1.生物多様性の保全と持続可能な利用に関する学習
  • 2.ステークホルダーとの対話
  • 3.グッドプラクティスなどの情報発信
  • 4.成果の可視化などに関する研究開発
  • 5.生物多様性に関する政策提言

5月12日(月)にはJBIBの第1回総会が開催され、初代会長には当社の秦会長が選任されました。総会では環境省生物多様性地球戦略企画室の亀澤室長の講演および今年度の活動計画について決定しました。総会終了後、報道機関との記者会見で秦会長から「企業活動も生物多様性の恩恵を受けている以上、保全活動は欠かせない、JBIBが企業における生物多様性保全活動の推進役になれるよう、積極的に取り組んでいきたい。」とJBIB会長としての抱負を述べました。

JBIBのロゴマークと、総会に参加した16社の代表者の方の写真と、会長就任の挨拶する秦三井住友海上会長の写真と、総会後、報道機関との記者会見の写真

「企業が語るいきものがたりPart1~企業と生物多様性シンポジウム~」

2007年11月21日に中央大学駿河台記念館で「企業が語るいきものがたりPart1~企業と生物多様性シンポジウム~」を開催しました。生物多様性の保全に向けて多くの企業に、より積極的に取り組んでいただくことを目的に、環境省および林野庁の後援と日本経団連自然保護協議会の協力をいただき開催したもので、200名以上の参加者が集いました。

生物多様性の保全は、地球温暖化防止対策とともに世界的な環境課題となっており、2010年に開催される第10回生物多様性条約締結国会議(COP10)では名古屋が最有力の開催地となっています。海外のみならず日本国内においても生物多様性の保全に関する取り組みが注目を集めつつあり、企業にもより積極的な取り組みが求められています。こうした状況を踏まえ、取り組みのキッカケ作りを目的として本シンポジウムを開催しました。シンポジウムにはCOP10に向け、今回のようなシンポジウムを継続的に開催していきたいとの希望を込めて「Part1」と付しました。

シンポジウムは当社の秦会長による主催者挨拶に続き、環境省生物多様性地球戦略企画室の亀澤室長から「生物多様性の保全には企業の取り組みが必要であり、より積極的な取り組みを期待します」との挨拶をいただき、第1部として6社の活動事例が各企業担当者および活動メンバーから発表いただきました。

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秦 三井住友海上会長

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亀澤 環境省生物多様性地球戦略企画室長


第2部の分科会では活動事例の実態をより深く理解してもらうために「社会貢献活動としての取り組み」と「CSR調達等企業の事業活動としての取り組み」の2つのテーマで事例発表者によるパネルディスカッションを行い、「取り組みに関わるコスト」「取り組むにあたって社内で苦労した点」等事例発表では聞けなかった部分について討論しました。

最後に本シンポジウムの全体コーディネーターの足立直樹氏(株式会社レスポンスアビリティー代表取締役)から「生物多様性の保全の取り組みは企業が単独でできるものではない。NGOやNPO等さまざまなステークホルダーとの協力が必要である」とのまとめの言葉で閉会しました。

参加者からいただいたアンケートでは多くの方から「よく理解できた」「Part2を開催してほしい」との感想をいただきました。

今後、生物多様性の保全に関する企業ネットワークを作り、COP10に向けて日本企業がより積極的な取り組みを行うための活動を進めていく予定です。

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足立 レスポンスアビリティー代表取締役


6社からの事例発表の写真と、個別テーマによる分科会の写真

当社はシンポジウムで「ジャワ島パリヤン野生保護林の修復再生事業」を発表しました。